リニモ満喫してきました!

午後から名古屋市内で用があるため、夜行バスで早朝から名古屋入りしていた私。
せっかく時間が余るので、前々から興味のあった「リニモ」に乗っておきたいと思い、まずはレジャックのマックで時間を調整してから、地下鉄で藤が丘駅まで向かいました。



以前に本郷に友人が住んでいて、車で遊びに行くと、この藤が丘駅近くのパーキングに停めに来ていたので馴染みのある場所だったんですが…。
知らぬ間に何か出来てる!
…それがまぁ、リニモの駅ってなわけなんですが。
今日は開幕前の平日なので、万博会場に向かう人の列なんてものがないため、自力で乗り換えなければならず。
正直、閑散としたこの駅で、何の予備知識もない人間は、騙されながらの移動でした。


実は藤が丘駅は、地下鉄駅のくせに地上(高架)にあるのです。
・・・リニモの乗り場、地下にあるなんて詐欺だ!


リニモはどうやらユリカ(「パスネット」や「スルっと関西」の名古屋版みたいなもの)で乗れるらしいんですが。
そして私もユリカは持っていたんですが、大して詳しくなかったので。
「(名称は忘れた)リニモ専用のプリペイドカードは、リニモでしか使えません」とかいう表示にまんまとだまされ。
現金で切符を購入。
改札を抜けて、広く閑散とし、微妙に薄暗い通路を通って、リニモちゃんの待つホームに向かったのでした。


ホームにおりる階段の途中、ホームにいたおねーさん(駅員さん?)に「もう間もなく発車になりますよ〜」と急かされ、慌てて階段を駆け下りると、最寄のドアから飛び乗る。
おかげで、なんだかちっとも「初リニモ♪」感を味わうことができずに、つまらん結果となってしまいました★
ちなみに、間もなくと言われたが、間はいっぱいありました。
ゆりかもめや新しい地下鉄路線みたいに、ホームのドアが閉まって電車のドアが閉まって…という感じで、発車になるとです。


車内風景ってのは、感覚的には、お台場に向かう「ゆりかもめ」に近い感じ。
ゆったりシート(間取り)で、見るからに「あんまり人を乗せられなそう」な感じだけど、子供とか大はしゃぎしそうだよな、と。
あと、車椅子の方にも優しい作りになってました。優先席もちゃんとあるです。
ただ、ガラス窓の部分は大きくて、たしかに車窓からの風景はよいのかもしれないけど。
ルート的に、万博会場くらいしか「見て楽しい」風景はない気がします。
その点では、やっぱり「ゆりかもめ」の方がいいのかも。


それでも、リニモの中にはそこそこお客さんがいて(房総の先っちょ付近を走る昼間の各駅電車くらいの乗車率)、そしてもちろん、運転席の見える前の方にはすでにカメラを持った方々の姿が…。
ただし「いかにも鉄分濃い目」な方は、いらっしゃらず、親子連れや珍し物好きなご年配のカップルやグループ、あるいは、私程度のぷち鉄さん…なのかな。
すれ違う電車も、帰りに乗った電車も、そんな感じで、最前部はいっぱいでした。
んで、その他の客層は、学生さんらしき若い子(通学中?)や、万博会場に向かう企業の職員さん(作業着や名札で分かる)、あと、万博会場の下見に来た地元の遠足おばちゃんたち…って感じかな。


走り出してすぐは、地下を走っているので、なんだか本当に「未来の乗り物」ちっくでトキメキ覚えます。
あと、とにかく本当に静かで振動もなくて、風景が変わることで初めて「あぁ、この電車、動き始めたのね」って分かる感じ。
だから、窓の外を流れる風景の映像を流されたら、止まってても気づかないと思うです。
そして運転席の速度メーター見て吃驚!
思ってた以上に速いスピードが出ているのです。
私が見たMAXの速度はなんと90km/hオーバーでしたから!
ガタガタもキシキシもなくこのスピードって、凄い話ですよ。
マジ感動の瞬間でした。


ちなみに。
運転席に乗員さんいてるけど、運転自体は自動でなされてるそうです。
出発時に、窓から念入りに外の様子を伺ってるのが印象的でしたが、主にそのための乗務なのかな?!
あとは、いろいろ聞きたがりなお客さんらに、説明したりって感じでした。


駅はいくつか(おそらく万博で大量の乗り降りが予想される駅では)降車・乗車の専用ホームが設けられているようで、それ以外は普通に、降りたホームの向側で反対方向行きに乗れるようになってます。
終点とか、そんな感じだったです。
私、それを知らなかったので、とにかくひとまず終点まで行ってしまって、折り返しに乗れなくて、清算して出たのですが。
(本当は途中の、アピタがあるところまで行って、アピタで買い物しようと思ってたの)
そこもまた、人の流れがない上に、案内の駅員さんのアナウンスとか叫び声が聞き取りづらくて騙され。
階段をおりて外に出て、再度またホームに向かおうとすると、小雨(霧雨)に降られ。
屋根なかった気がする。あったとしても、隅っこだけとか、役に立たん程度。
エスカレーターは清掃だか点検だかで動かず、階段は結構な段数があり。
エレベーターに乗ろうとするが、これも狭く少人数向けな上に、ちと分かりにくい場所にあったりで、どうよって感じ。


ホームにはすでにリニモちゃんが入ってきていたので、その車両に乗り込んでまたまた最前列へ。
かぶりつきに近い感じで、またいろいろ見たり写真撮ったりして。
ふと、思い至って途中下車@乗降ホームが一緒になってるところ。
そこは、閑散としつつも、カメラかまえた方が1名いらっしゃって、それが思いもかけないラッキーちゃん。


先にホームにいらっしゃったのは、鶴舞の方にお住まいだという年配の男性。
デジタル一眼レフのカメラを持ってらして、あっちへこっちへホームの端から端までを歩いていて。