さよなら DDG 168 たちかぜ

護衛艦隊旗艦 DDG168 たちかぜ登舷礼@

今日、たちかぜちゃんが現役最後の日を迎えるという話を聞きました。
なんだかせつないので、ちょっと日記に書いてみることにしました。


たちかぜちゃん。
「たちかぜ型」の護衛艦(DDGになるらしい)で、昭和51年3月に就役。
最初は通常の護衛艦としての任務に励んでいたそうですが、平成10年の7月から護衛艦隊の旗艦として、8年半くらい、旗艦としてのお勤めをしていました。


旗艦を引き継ぐにあたって、司令部区画を設ける等の大幅な改修工事がされたそうですが。
正直。
旗艦のお仕事ってのがどんなものかは、よくわからないのですが。でもやっぱり「特別なフネ」なんだなぁという感覚はありまして。


私が2001年頃からフネ好きの世界にやってきて、その頃にはもう旗艦は、たちかぜちゃんでした。
幽霊が出るとか、実はとにかくボロいんだとか、いろんなウワサも聞いてはいましたが。
漢字にすると「太刀風」という、雄雄しい頼もしい名前。
それがまた「旗艦」という役職(?)に相応しい気もしていました。
展示訓練・体験航海でお世話になったことがあります。あと、一般公開もさせてもらったりしました。
グッズも持ってます。


実は、たちかぜちゃんファイナルの話は、観艦式の一般公開の時に、友達が基地の人から聞いたと言って、それを教えてもらったので知ってたわけですが。
だから、観艦式の時に、いっぱい写真を撮りました。
たぶんきっと、これが現役で走ってる姿を見る・撮る、最後の機会になるだろうって思ってたからね。
そして、そのままでした。


先日、日曜お昼に【ページが見つかりません : 中京テレビ】が、横須賀の護衛艦「しらゆき」がメインで番組をやってましたが。
実は、その「しらゆき」ちゃんは、横須賀の船越地区に停泊で。
しらゆきちゃんからの風景とか、しらゆきちゃんの甲板を映しているとその向こうに「たちかぜ」ちゃんが映っていて。
撮影は暮れ頃だったそうなので・・・・現役のたちかぜちゃんの姿も、これが私にとっては「最後に見た姿」なのでした。
嬉しいような、ちょっと寂しいような、そんな感じ。


ところで。
たちかぜちゃんの跡継ぎは、同じ「たちかぜ」型でありながら、就役が7年半あとの、「さわかぜ」ちゃんだそうですが。
まだ「さわかぜ」ちゃんのお色直しって、終わってないらしいですね。
ってことは、それまで「護衛艦隊旗艦」の座は、空席なのでしょうか?