みっちり詰め込みました

KDX−2型駆逐艦「デ ジョヨン」と

韓国のフネが横須賀にはいるらしいと、少し前にあちこち拾ってきたネタで知っていて。
たまたま「もしかしたら一般公開やるかもしれないよ」と言われたので、必死にその後もネットでチェックをしていたのですが。
なかなか、そんな情報が出てこない。
仲間内でどうなってるか相談してるうちに、総監部に問い合わせた人が出て、そこから公開アリの情報をGET。
んじゃ、行ってみますかと、何人かで話をきめて、いざ、横須賀へ!
つい2週間前にも来たばかりの、吉倉へGO! なのだ。


てなわけで、待ち合わせは新宿の某所。
今回の相方はMr.ブラボー氏と、フォックストロット嬢。
さらに途中でオスカー氏と合流、そして現地でさらにシュガー氏も一緒になり、キロ氏とも数年ぶりの再会を果たし、さらにその後はマイク嬢と初対面を迎え、さらにはキャノンのQRセンターキスデジXを体験してくる等・・・なかなかに豪華で楽しくまったり有意義な1日をすごしてきました。


てなわけで、以下。

*[海]あにょんはせよ〜☆
てなわけで、韓国海軍のフネを見る。
来てる子はKDX−2とかいうクラスの駆逐艦「デ ジョヨン」と、ファチョン級補給艦「デ チョン」という2隻。
後に知ったのであるが、このフネはどうやら、士官候補生みたいなのを乗せての遠洋航海実習の最中での寄港だったらしい。
開門時間ちょうどくらいに入っていくと、肩がまぶしい制服兄さんの群れと遭遇し「なんだ、あれは? なんであんなに同じ階級章をつけた人・・・しかも若い子ばっかりいるんだ?」と思ったのですが、つまりそういう理由らしい。にゃるほど。


この駆逐艦は韓国で最新クラスの子で・・・海自で言う「すずなみ」みたいなものなのか。下手すりゃ「あたご」クラス並みの「期待の星でとっておきの子」なのだそうです。しかも「DDH」らしい。
(この辺の知識はブラボー氏から聞きかじったものです)
それならきっと、いろいろ楽しい何かがあるのかもしれないと、楽しみにしていったのですが・・・なんかどうやら今日は「一般公開」しないらしいと事前に情報が。桟橋から見るだけだって★
そして桟橋に近づいて写真を撮ってると、かの国の人と思われる兄さんから「カメラ、ノー」とか言われちゃうし。
聞いてた話と、全く違うじゃん!


しかたなく、ホストシップの「たかなみ」ちゃんに行ってみると。
こちらは逆に、予定してなかったらしい上甲板の開放をしていて・・・立派なカメラかまえた濃ゆい兄さん・オジサマたち(含・我ら一行w 女の子は私を含め、何人かしか見かけませんでした)は、ここから韓国のフネに向かってカメラを構えていたのでしたw
こっちは完全に「独立した日本の領土(?)」なので、治外法権というか・・・向こうのフネも撮られて文句は言えないってものらしい。(桟橋はグレーゾーンらしいです)
ちなみに。たかなみ乗員さんたちも困ったような顔をしていて・・・やっぱ何人もに「一般公開の予定はどうなってるんですか?」とか、聞かれてたみたいですね。お疲れ様です。


んで、実は。
ここではあんまり詳しく言わない方がよいかもしれないので、詳細は省略いたしますが。
向かい側・・・コメ軍基地のほうにも、いろんなおフネちゃんが入っておりまして。
コメ軍事情にも詳しいブラボー氏やオスカー氏が言うには「マニアにはたまらんような、非常に美味しい状態」なのだそうで。
ゴツいカメラの殿方たちは、最初は韓国のフネ撮ってたけど、だんだん甲板後部に向かい、そこからコメ軍基地側を撮ったりしてましたw
んで、私もよくわからんまま、コメ基地を撮ってましたw


そうこうしてるうちに、韓国のフネが一般公開を始めたと、たかなみ乗員さんから声がかかりまして。
次々と皆さん、韓国フネに向かっていく。
私らもぼちぼちと「たかなみ」をおり、KDX2ちゃんに向かう。


まずKDX−2の背中にあがり、ハングルで書かれた表示等を見るとはナシに見る。・・っつか、実際はしっかりと見て、ハングルの読めるブラボー氏に解説してもらったりしてたw
こちら、DDHだというので、ヘリが複数搭載できるんだろうけど・・・今回は搭載されておらず、格納庫は広々とし、ただなんだかデザインよさげな垂れ幕がかかったりして・・・レセプション対応?!・・・してました。
ここでまったりしてたら、乗員さんに何事か言われ(不信に思われたかな?)、仕方なく隣の輸送艦にうつる。
この2隻を繋いでるのが、丈夫そうな金属製の箱型(ハシゴっぽくはない)の階段で。その先に短い舷梯がかかっていたのだが、これがまたえらく急な角度で・・・ちょっと大変そうでした。


補給艦にあがると、左手になんだか立派なアナウンス台みたいなのがあり、そこにSQマークみたいなのがあって、目をひく。
そこも当然、ハングルで何事か書かれており・・・ブラボー氏に読み上げてもらうと、そこにいた係りの兄さんに、追加説明をされる・・・が、私は理解できずw
どうも文字は補給艦とか「(艦名)丸」みたいなことが書かれているようなのだが・・・それより、SQマークが気になる。
補給艦のくせに、なんだかちょっと攻撃的なイメージなんだけど・・・なかなかデザインがステキなの。
(画像BBSのほうにアップしてますのでどうぞ→ http://awayukix.com/c/bbs39/bbs39.cgi


その後、浮き輪とか小さな金色の鐘とか禁煙のマークとかに目がとまり、その辺、写真を撮っていいか聞いてみたらOKいただいたので、ご機嫌で撮影(&画像BBSに投稿してますw)。
色使いも含め、韓国のデザインのセンスって、割とよい(というとなんだか偉そうだな。とにかく私の好みだったりします)です。


その後、数人ごとに1人の案内がつき、上甲板の見学。
写真を撮るのはダメと言われていたものの、見る分には問題ナシ・・・どころか、触っても文句も言われない。
中に射手が入るタイプの20ミリのバルカン砲(でよいのか?)があったのですが、そこはもう、ガラスにファンデーションが移りそうな勢いで覗き込み、手垢もつけてきましたが(をい!)、案内の乗員さんは普通に(むしろ、飽きたような雰囲気で)遠巻きに我らを見てるだけでした。


艦首に行くと、韓国海軍旗がはためいているのが目立つ。これがまた、なんだかいい配色で、カッコイイ。
ブラボー氏たちは、むしろここより隣のフネのほうをしっかり見てました。礼砲を撃ってた砲台とか、主砲とか見て、何か言ってましたね。
私には、ステルス性を意識してるらしい、箱っぽい作りが、微妙に好みでないことくらいしか、フネへの感想がなかったり。
艦橋の上にかかってた横断幕みたいなのは、気になってた(むしろ気に入ってた)のに・・・知識ないと、こんな程度になっちゃうのね、最新鋭艦を見てさえもorz


その後。1つ下の甲板におり。
そこでは観光名所らしき風景と、フネのミサイル等発射シーン等の写真をパネル化したものが展示されてたり。1つの部屋(?)が、なんだかにぎやかになって、どこかの展示場みたいになってたりしてました。
ブラボー氏が言うには「いつものこと」らしい・・・自国のPR。
出入り口には見覚えのある俳優さんのほぼ等身大の写真パネルが、ウェルカムしてて、入り口付近にはサムスンのPCが並び。
中に入れば左手は「チャングムの戦い」だったか、ドラマのパンフとか並んでるし、俳優さんの等身大パネル、ここにもあるし。


左手最奥には、特産品であるらしい、高麗ニンジンを使った食品とかも展示(あくまで展示。現地販売も、通販の案内もナシ)されてました。
そこで私は「高麗ニンジンキャンディー」を見つけ、ちょっと興味を示していたら、案内の兄さんに「これ、すっぱい」って言われちゃいました。
酸っぱいってちょっと意外でした。高麗ニンジン=おクスリ=苦いか渋いかするんじゃないかと思ってたので・・・
んで、その案内の兄さんに「酸っぱいの? 苦いとか渋いではないの?」って聞き返したのですが・・・通じなかったようで、困ったような顔をされ、そしてもう1度「酸っぱいです」と言われちゃいました。


右手奥は、韓国海軍のPRコーナーなのかな。
このKDX2や、KDX1、それにチャンボゴと言ったか・・・潜水艦とかも精密っぽい模型とあと写真オアネルもあったし。
小さなミサイルや魚雷みたいなものも展示されておりました。
実物フネの写真を撮れないなら・・・と、皆さんこの模型の写真を撮ってましたが・・・意外と難しかったです。
フネのパンフも、韓国の観光案内パンフみたいなのと一緒に配ってました。


その部屋でそこそこ時間をかけて満喫してから、また1つ階層をあがって・・・ヘリ甲板に戻ることに。
「もういいだろ?」みたいな感じで乗員さんがお見送りというか、送り出しというか、追い払いをしてくれる。
ブラボー氏が慣れたような感じで、ちょこちょこっと乗員さんとお話をし「アニョンハセヨ。カムサハムニダ」とか言ってたので、私も真似して言ってみたけど・・・なんかちょっと難しかったし恥ずかしかった。
やっぱ言ったり聞いたり、慣れない言葉ってちょっと抵抗ある。中途半端に知ってるから余計に。


私たちがフネをおりた時は、まだまだ一般公開をやっている時間帯だったのですが・・・私らの後に乗り込んでくる(おりる私らと入れ違う)人たちって、いなかった気が。
やっぱり一般公開の情報があまり表に出てなかった影響も、大きいのかな。


その後、たかなみに寄ってから、人気のほとんどなくなった桟橋から韓国のフネを撮ってみて(ダメって言う人も近づいて来なかったし、きっともう問題なくなってたんだと思われ)、それからみんなでヴェルニーカフェに移動し、そこでミニオフもどきをやって、解散となりました。
カフェからは、コメ軍のフネや海自の鉄鯨ちゃんも見れて、なかなかイイ感じでした。


てなわけで。
久々・・・でもないけど、フネ見学はとても楽しかったです。
メンツに恵まれたってのも大きいけどね。
やっぱフネ、好きです。実感しました。