DEPARTURESを地で行く…

いよいよ長距離ドライブ、伊勢方面まで1泊2日(車泊を除く)の旅に出発です。
祖母がお風呂にトラップを仕掛けてくれていたおかげで、出遅れましたが。
小雨の降る中をどうにか予定より40分遅れで出発。
途中、ガソリンを入れようとセルフのスタンドに寄り満タンにしますたが。
その辺りからどんどん冷え込みが増したようで、雨もすこし強くなったようで。
ちょっと不安を背負いつつの出発だったです。


んで、今回の同行者の1人は、限りなく「初めまして」に近い人で、剣士さん(仮名)。
今回同行する友人の友人であり、違う友人の友人でもあるという…。
「友達の友達は、みな友達」なので、剣士殿もすでに私の友達ということで(をい!)
人見知りしていた頃が懐かしいです…。
さておき。
そんな剣士さんを途中(珍しく千葉県内の人でした。いつもドライブの仲間は他県人なので新鮮!)で拾い。
乗り込んだら即出発。
都内で1国を目指し、迷子になりかけつつドライブを堪能している内に雨は霙に変わり。
その先で待つもう1人の同行者にメールで状況を送らせ。
ちなみに内容は「都内、みぞれってる!」てな感じ。
日本語が崩壊しかけていますが、むしろこれくらいの方が意気込みは通じるだろう、と(^^;)


川崎に入るかどうかの辺りで霙は完全に雪に変わり、やむ気配は一向になく。
最初は物珍しげに窓から手を出したりしていた私たちも、だんだん引きつり始め。
横浜に入るかどうかの辺りでは、駐車中の車どころか、道にまで積もり始め。
横浜を抜ける頃には、道路標識が積もった雪で読めなくなるくらいで。
…正直、車を運転していて雪に降られた事はあっても、積もられた事のなかった私。
余裕な発言しつつ、内心ちょこっとビビってますた☆


もう1人の同行者は街道で拾うハズだったですが、それどころじゃない雪の降り具合。
急遽、自宅前まで拾いに行くこととなり、その代わりにネットで道路状況等を調べていただく。
なんかもう、東名高速はチェーン規制が始まっていると途中で連絡が入り、合流する頃には通行止めになっていました。
あはは。
こうなったら笑うしかない!
んで、結局、件の方…吟遊詩人あたりかなぁ、キャラどころ…を拾うとすぐに、最寄の屋根付駐車場に移動。
そこで改めて愛車ちゃんを見てみたら!
もうあちこち雪が積もってて、ナンバーも読めなくなってました☆
ワイパーも雪が積もって凍って、何か得体の知れない物になりかけてたしね。
ひとまず、用意していた氷落としで雪と氷をはがして、改めて出発!


小田原の辺りではすでに「ここは東北? それとも、どこの雪国ですか?」状態。
高速は使えないって事で、まず向かう箱根新道もチェーン規制中。
ちなみに我が愛車。
房総南部の、雪の積もることがほぼ皆無なゾーンにて生活しているため、雪対策の装備はナシ。
ついでいうと、ターボもついてない、非力な子です。
チェーン買おうかどうか悩んだんだけど、女の子1人じゃ簡単にどうこうできるものじゃないとショップの人にも言われていたし。
簡単に装着できるタイプの高価なヤツは、サイズ合うのがなかったし、お金もなかったので断念してたです。
ひとまず、今期はこの旅以外で、雪道を走る機会は皆無と判断したのでしたが。
ちょっと早まったかなぁ、と、やや後悔しつつ、この時間に開いてるお店もないので仕方ないじゃない!
そうやって必死に自分をなだめていたですよ。


箱根新道の入り口では、お巡りさんらしき人たちが、がっちりガードで「そ知らぬふり」作戦もできそうにありません。
仕方なく、普通に国道1号線を、えっちらおっちら上り始める。
峠そのものは、日頃から生活道路で走り慣れているので、そんなに苦労はしないのですが。
しかし雪道は初めての体験。
んでも、最初はわりとスムースに行けました。
ところが、やはり上の方に行けば行くほど、雪の積もり方は半端ではなくなり。
道の途中でチェーンを巻いてる車と遭遇。
それでも頑張って進んでいくが、某学園の辺りで完全に動きが…前に進まなくなっちゃいまして。
ローギアで、レッドゾーンに入りそうなくらいにアクセル踏み込んでもダメって事で…
流石にこれ以上はムリと判断。
ちょうど学園の敷地で道が広くなっているので、そこを使ってゆっくりUターン。
対向車もほとんどなかったしね。
いざとなったら同行者には1度車をおりてもらってもよかったんだけど、そうしないでもどうにかクリア。
慎重に慎重を重ねて、どうにか下山に成功。


この時点ではとっくに日付は変わっちゃってたんだけど。
まぁ、ともかく。
この先どうしようか途方にくれかけ、箱根新道の入り口手前で、警備してた方に相談。
やっぱり伊豆周遊が1番だろうと、想像していた通りのルートを紹介されまして。
どうしようかと、地図を広げながら、ひとまず熱海方面を目指すことにしました。


いきなり前途多難。
「やれやれやれやれだぜ!」って感じで。
落ち着いてから考えると、globeの「DEPARTURES」がぴったりな「旅の始まり」でした。


レポートは明日に続きます。