家族じゃなくてもファミレスへ

思いがけず、仕事がとっても忙しくなり残業。
帰りが遅くなるし、お腹も空くし…てなことで、社長からお食事のお誘いが。
自分の用事のついでに、ファミレスで夕食とるつもりなので、一緒にってことだったんですが。
断る理由もないので、ご一緒することに。


そこでたどりついたのが、某鳥類の系列のファミレスで「突風」という意味を持つお店G。
そこは街道で唯一のファミレスなので、地味ながら普段もそこそこに人はいるところなのだが。
時間は1930過ぎくらい、ディナーの客がそこそこに出入りをしている時間帯だったのですが…。


すっかり忘れてたけど、明日はみどりの日で、GWの初日である。
つまり、今日の夕方以降なんて、連休の第1歩というか、まぁとにかく人が多くても不思議じゃない状況。
その影響だろう、若い子たちのグループが、いつもと比べて(比率的にも、絶対量的にも)多い。
ウェイティングが出るほどではないのだけど、たしかに混雑してました。
それでも、すぐに席に通され、メニュー決まってピンポン押したら、店員はやってきて、オーダーとって行ったけど……。


社長はドリンクバーでコーラを用意していたみたい。
私は「大人のメロンソーダ(単にレモンを入れて、酸味でちょっと甘さをおさえるだけのこと)」を用意……したのだけれども。
なんだか緑の液体は、いつもより色が濃い気がするし、なんだかシュワシュワいってる感じがしないんだけど…?
不自然に感じたので、その場で1口含んでみたら、やっぱり炭酸の気配がない。
仕方なくそれをこぼして、再度メロンソーダを注ぎなおすが、やっぱりまた炭酸の入ってる様子がない。
これは、きっともう炭酸がなくなっちゃってるから交換しろって事なんだろうなぁ、と思って、ひとまずあきらめてグラスをすすぎ、アイスティを注ぐことに。
ついでに、店員さんに炭酸が切れて出なくなってる旨を伝えて席に戻りました。


どうも、社長はまだコーラがおかしい事に気付いてる様子はなかったので、お話してみると、やっぱり炭酸入ってなかったようで。
注ぎなおしに行ったけど、やっぱりダメだったみたい。
そこで、社長は社長で、改めて違う店員さんにも炭酸の件で声をかけたみたいでした。
思い立ったら即行動の私たちは、どこか似ているものがあるのかなぁ。
っつか、ある意味とってもイヤンな客だね。


私はアイスティを、社長はスープを飲みながら、今日の残業のこととか、商品のいろいろウンチクや、今後のショップの展開についてとかを語らう。
そうこうしていると、女の店員さんが席までやってきて社長に
「炭酸の件、申し訳ありません。なおるまで今しばらくお待ちください」
とだけ伝えて軽く頭を下げて去っていった。
わざわざ席まで言いにくるくらいだから、直れば知らせてくれるんだろうと、気をよくしながら、さらに語らい。
やがてそのうちに料理が出てきて、会話を中断し、お食事タイムに突入。
ドリンクバーの近くの席では、10〜20代前半くらいの若い子たちが、ドリンク注いできては妙な顔したり、声を上げたりしてました。


ところで、私は食事中に結構な量の水分を摂取する人です。
正直、水やお茶ナシでご飯を食べることってほとんどないし、出来ない気がします。
水でもお茶でも、酒でもいいので、とにかく何か食べる時には水分を!
(※ちなみに、お茶もお酒も同じペースでグイグイ飲みます☆)
…そんなわけで、お茶が足りなくなったので、お代わりをしにいく。
するとまだ店員さんが、裏方でゴソゴソ作業していたので、まだ直ってないのかと思ってまたお茶を注ぐ私。


席では社長が黙々と(でもないけど)ご飯を食べています。
私も、そのままお食事に戻ります。
頼んだのは、野菜炒めの上にハンバーグが乗ってる鉄板料理だったんですが、この野菜炒めが酷い。
ナスがしなびれて、小指の干物みたいになっちゃってるし。
キャベツもモヤシも、ヘニョヘニョで、鉄板の上に小山はなく、さして大きくもないハンバーグの下に隠れちゃってる感じ。
しまいにゃ、得体の知れないコゲがザリザリガリガリ入ってたしね★
社長のハンバーグのつけあわせだったポテトグラタンも、「こんもり」ではなく「ぺったり」してたし…。
いくら忙しいからって、30分もかかって出てきたのがこれかよ?
って、ちょっと怒りがこみ上げてきかねない感じでした。
それでも、社長のおごりだし、社長が文句を言わずにいるので、黙ってたけどね。


んで、なんだかんだで完食しちゃってから、まったり一服タイムに。
まだ店員さんは何も言ってこないけど、炭酸、どうなったのかなぁ…と思ってたんですが。
ふと隣の席を見ると、エプロン姿の女性(保育士さんらしい)の手元に、シュワシュワ泡の出るメロンソーダの入ったグラスがある!


…なんだ、直ってるのか?!


そこで、お代わりしに行って、試しにメロンソーダを出してみたら、ちゃんと炭酸も一緒に出てきた。
グラスの中でシュワシュワ音を立ててますですよ!
ソッコー、氷とレモンスライスを足して「大人のメロンソーダ」を作って席に戻ったんですが…。


実はこの時、レモンスライスが空になっていたので、若い男性店員に
「すみません。レモンスライスがないんですけど…炭酸も、もう直ったんです…よね?」
と、控えめに声をかけたのでしたが。
その店員の野郎、よりによってお客様に逆ギレしやがりまして。
「直ってます! レモンはこれっ!」
ガシャンとばかりにレモンの入ったケースを置いて、さっさとどこかに消えてしまいました。
…マジこれには腹が立ちましたよ。


直ったんなら、席まで言いにこいよ!
それが、席まで「直るまで待て」と言いに来た側の果たすべき責任なんじゃないのか?!
それに、レモンの事だって、客の目の前でそんなに雑に扱ったらいかんだろう?
…て言うか、その態度は、そも接客業として、ありえない態度だろう?!



…そんなわけで、なんだかちょっと微妙な夕食事情になってしまいました。
美味しいご飯が、食べたいです。