怒りと悲しみ@ぷち鬱日記

明日、父の3回忌法要を行います。
ついでに祖父の7回忌と、曾祖母の33回忌も行ってしまうです。
そのために、家ではいろいろな準備に追われています。
田舎の法事は、本当にいろいろと大変なんですよ。


そんな中で。
本日、亡父の妹の妹と、揉め事を起こしました。
私が2階で明日の準備作業をしていると、階下で祖母の呼ぶ声がして、よく聞き取れなかったので1階におり用事を聞こうとすると、手伝いに来ていた叔母がいきなり私に押し付け説教と自分の手伝いの命令と、恩の押し売りをしてきまして。
元々普段からよくトラブル起こす相手ではあったので、なるべく近づかないようにしていたのですが(それで敢えて私は2階で別の作業をしていたくらいだし)、それがまた気に入らないようでした。


言ってることにおかしな部分があったので「はぁ?」と聞き返したところ、いきなり顔をはたかれまして、その後 立て続けに悪し様にののしられ、殴られ蹴られまして・・・ありえない展開です。
まぁ、しょせん50代半ばのオバチャンのやることなので、意表をつかれた最初の以外は、まともに食らう事もなくよけたり交わしたり、そのまま流していなしてみたりしてたんですけどね。
それもまた気に入らないらしく、さらにまた悪口雑言の数々…どう考えても理不尽。
結局、その場にいた祖母が泣き出したので、それで水をさされて中断って感じになったのですが。
私が2階の自室に戻って、友人にグチ言ったりしてる間、まだ怒り心頭で、母が帰宅するといきなり得意気に「あんたの娘が生意気を言ったんで、軽くはたいておいてやったから。感謝しなさいね」くらいの事を言ったらしいです。んで、帰っていったの。
・・・なんでそこまで自分に絶対の自信を持って、そうまでされて自分が正しいと言いきれるのか、わからんです。


叔母(父の妹&父の妹の妹)とのトラブルってのは、昔の日記にもかなり赤裸々に書いてると思うのですが、一部の読者様(主に主婦層)には好評でした。
身内の恥を晒すのはどうかという話もあるんですが、一応、匿名でやってますからね。最悪、身バレしてもいいという覚悟もあるですし。
っつか、どこまで本当でどこまで虚構かは誰にもわからないだろうし。


さておき。
私が今のこの家の跡継ぎということになっています。
私には兄と妹がいますが、兄は勘当されて家を出てしまっており、妹も長男のヨメってのになっちゃってます。
そんなわけで、祖父の建てた家を父が継ぎ、今は母の名義になっているけど、今のままでいけば、私が継ぐ事になっていて。
「長女」の重みを、実感しながら、拙いながらそれでも務めようとしているわけですが。いろいろと、苦労も多いわけですよ。


んで、冒頭にも述べたように、今回の法事は一族の3代分まとめてする法事でして。
「父の妹の妹」ってのは、いくらヨメに行って30年近くたつからと言って、基本的には地元に住んでて、子供は我が家に預けて共働きに出たりしてるくらい、甘えた生活しながらで、自分の都合で我が家に入り浸ってるような感じで。未だに「ここの家の娘」のつもりでいてるわけで。
それなら、自分の兄や父や祖母の法事を、手伝っても当たり前なんじゃないかと、思うわけですよ。
そうでないなら「客」の立場をとって、我が家の中の事にまで余計な口をはさむな、と。思う私がおかしいのかな、と。


間違った事の嫌いな私。自分には激しく甘いっていう自覚もあるんだけど。
年上だ目上だ、それだけで敬え従えってのは、ムリだと思う。
これが、自分で選んで入った職場の、昔からの体質だとかいうなら、それはある程度は仕方ないかなって思うけど。
生まれついた家の、家族の親戚のつきあいってのも、ある程度は仕方ない事なのかもしれないけどさ。
でも「個人」と「個人」のつきあいが主になった上での親戚づきあいってのだったら、年上云々だけで敬い従う必要はないわけで。


年上だとか目上だとか、そんな言葉(身分)で人に接し、そなりの対応を求めるのであれば、まず自分にそれだけの尊厳のようなものがあって然るべきで。
まぁつまり、自分はオトナだっていうなら、まずはオそのトナらしさで説得させてみろ、という感じ。
本当に尊敬できる相手には、こちらから自然に頭が下がるわけで。
ただ威張りちらし、お気に入りにはえこひいきし、外面ばっかりととのえて、自分に懐かない・媚びてこない相手はどこまでもこき下ろすばっかりの人間相手に、尊敬の念なんぞ抱けるかっての!


それでも媚びておとなしく頭を下げてりゃ事態は丸く収まるから、我慢してればいい、それが大人の態度だと、思う人もいるかもしれないけど。
例えばワンマン威張りん坊社長が、誰からも何も言われないから好き勝手し放題で、それがいつか何事もなく、いきなりいい人になるかといえば、それは多分ないでしょう?
父の存命中はそれでも、父が諌めたりして、母への態度(見下してた)が変ったりってのもあったけど、今はもうそれを望むべくもない。
結果、父の妹たちをより怒らし、母へ文句がいくようになっちゃってるので裏目に出ちゃってるってのは確かなんだけど。
母や私の尊厳を保つためにも、ある程度は仕方のないことだと思って、反発を覚悟で、正論をぶつけて勝負しているというのもあるです。


んで、結局、正論で勝てないから、年甲斐もなく腕力で挑んできたんだろうな、と。
そう考えたら、哀れみのようなものも感じかねないけど。


おとなげない私。
それはずっと自覚していて、この年になってようやく、このままじゃいけないと思って少しずつ、改めていこうと意識し努力をしているところなのだけど。
自主自立。
ことに人の気持ちを慮ることはとても難しくて、私の強烈な自我と、自分への甘さが、また人を追い詰める元にもなっている、その自覚もあって。
どうしようもないなぁと、もっと努力をしないとなぁと思いつつ。
きっと叔母たちとは、生涯、相容れないままなんだろうなと思う。


そんなことより。
この状況下で明日の法事がどうなるかが心配。
3回忌(7回忌・33回忌)ともなったら、悼む気持ちってのは持ち合わせないものなのかな?
ただ、たんたんと過ぎていっちゃうものなのかな?
他の親戚や近所の方々に、みっともないところを見せないですめばよいのだけど。